お子さんの成長過程で、
「どんなおもちゃを与えたらいいんだろう?」
という悩みにぶつかることはよくありますよね。
おもちゃはむやみに与えるのではなく、やはり成長に合わせて選んであげたいもの。
それぞれの月齢にあったおもちゃの選び方や、また知育玩具の役割
そして、新米ママさんからの疑問などもまとめてみました。
- おもちゃの役割ってなに?
- 年齢別おもちゃの与え方
- 知育玩具とは?種類は?
- プレママの疑問
それぞれの月齢に適したおもちゃとは?
それぞれの月齢に適したおもちゃ、その月齢でできること、
興味を持つものが年齢と共に変わってきます。
ここでは、月齢似合わせたおもちゃ選びをまとめています。
0~1歳に適したおもちゃ



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そのため、寝たままの姿勢でも赤ちゃんが興味を示すようなおもちゃが適しています。例えば目で追えるもの、音が出るもの、寝たままの姿勢で自ら掴めるものなどが良いでしょう。また、お座りできるようになったら自分で上手に移動するようになります。その際は、追いかけたり転がしながら遊べる布製のボールや布絵本など優しい素材の物を選んであげてください。
音の鳴るもの
がらがら、起き上がりこぼし、ボタンを押すと音の鳴るリズムおもちゃ
手で握りやすいもの
布のボール、にぎにぎ
口に入れても支障のない素材のもの
シリコンなどでできたリング
掴みやすく安全なもの
布絵本、大きめのつみ木
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1~2歳に適したおもちゃ


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1歳ころになると、ハイハイやつかまり立ちを得て、歩けるようになってきます。
そうなると、他にできることもどんどん増えていきますし、興味のあるものも広がってきます。
押しながら歩ける手押し車や、指先を使って形あそびができるようなものが適しています。
また、2歳前になると、発する言葉もグンと成長し、考える力もついてきます。
そのため、自分の考えで組み立てるものもできるようになっていきます。
形遊びなど、仕組みを理解できるようになるもの
つみ木、形合わせ・はめこみ、手押し車、レバーをひねったらカプセルが出てくるおもちゃ。
簡単に音の出る楽器
ボタンを押すと鳴るミニピアノやタンバリン。
体を動かすもの
ボール、お風呂遊びなど。
自分で考える力を身につけるもの
絵合わせ、絵本、スタッキングや
大きめブロックで階段や乗り物を作るなど。
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2~3歳に適したおもちゃ


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イヤイヤ期が始まったりと、自我が芽生える頃でもありますよね。歩き方も安定し、興味のあるあちこちへと歩いていきます。お父さんお母さんとしては、目が離せない大変な時期かもしれませんね。色もしっかりと認識するので、自分で好きな色味のおもちゃを選んだりします。ごっこ遊びや文字を学ぶきっかけにも触れさせてあげましょう。
体を動かすもの
室内滑り台。
ごっこ遊び
レジスター、お店屋さんセット、ぬいぐるみ、人形。
ままごと
野菜や果物をカットする遊びや
粘土で食べ物を作るなど。
言葉を覚えるおもちゃ
ひらがなやカタカナ表(ボタンを押すと話すもの)。
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3~5歳に適したおもちゃ


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家族以外とのかかわりが増えていきます。その環境の中で、学びを多く経験します。この時期は、人格形成をしていくのに最も重要な時期と言えるでしょう。
自分で音を鳴らす楽器
キッズ用ピアノ、キッズ用ミニドラム。
体を動かすもの
キッズ用ボーリング、パターゴルフ、ミニサッカーゴール。
外遊び
砂遊び、水遊び。
考える力を伸ばすもの
けん玉、図鑑、レールを組み立てて道を作るおもちゃ、ドミノ、お手玉。
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どんな種類があるの?知育玩具の種類♪
知育玩具と聞いて思い浮かぶものは、どんなおもちゃですか?
私はやはり、「積み木」や「ブロック」がパッと思い浮かびます。
他にもどんな知育玩具があるのかを、まとめてみました。
おもちゃとは違うの?
知育玩具を使って遊ぶことで、想像する力・社会性・最後までやり抜くことを覚えます。
また、「やってみよう」という気持ちや集中力も身についていきます。
このように、子供の成長を促すものは知育玩具にあたります。
お父さんお母さんが、我が子のこれからの成長を願って選ぶのが知育玩具という感じでしょうか。
一方のおもちゃは、子供自ら「遊びたい」と選ぶもので、
店頭に並んでいるカラフルな一般的なおもちゃを指します。
知育玩具の素材
知育玩具は、小さな子供が使用しても安心な、手にも心にも柔しい素材を使用しています。
代表的なのが、布の絵本やぬいぐるみですね。
木の積み木やパズルなど、子供が思わず手を伸ばして遊びたくなるような
温もりと柔らかさがあります。
万が一口に入れてしまっても大丈夫なように角が丸く作られていたり、
有害な塗料などは使用されていません。
自然素材が多く利用されている理由はそれだけではありません。
そのおもちゃに触れることで五感が刺激されることを目的ともしています。
「温かい」「やわらかい」「好きな音が聞こえる」など、
一つのおもちゃから感じることはとても多く、感受性を豊かにしてくれるんですよ。
幼少期は、信じられないほどのスピードでたくさんの情報をインプットしていきます。
その大切な時期に、情緒も安定させ能力をも高めていくことは、
身も心もバランスの取れた成長につながります。
大切な時期に、知育玩具に触れることは必要不可欠なことがわかりますね。
気になる赤ちゃんの反応!素朴なギモンQ&A
赤ちゃんは、私たちに可愛らしい笑顔や悲しい泣き顔だけではなく、
たくさんの成長を日々見せてくれています。
「いつの間にこんなことができるようになったの?」と驚くような仕草や
行動を見せてくれるので、毎日楽しみで育児疲れも吹っ飛んでしまいますよね。
そこで、新米ママからの「これはいつ頃できるようになるの?」にいくつか答えてみたいと思います。
Q1.赤ちゃんがボタンを押すのはいつ頃から?
赤ちゃんは成長するにつれ、その小さな手で様々なことができるようになります。
小さなおもちゃを自分のいる方にかき集めてみたり、物をしっかり掴んだり。
ボタンを押したり、レバーを上げ下げできるようになるのは、だいたい9ヶ月頃から始まります。
最初は絵本などに指差しなどをして押してみたり、おもちゃを上からギュッと押してみたり・・・というような
動作から、ボタンをしっかり押す動作もできるように変化していきます。
ボタンを押すと音が出たり動くおもちゃは、赤ちゃんの気持ちを惹きつけます。
自分でボタンを押すことでおもちゃが反応すると、赤ちゃん自身もとても嬉しそう♪
そのような小さな動作をどんどん積み重ねて成長していくのですね。
Q2.赤ちゃんが呼びかけに反応するのはいつ頃から?
赤ちゃんが自分のことを呼ばれていると認識して反応するのは、
だいたい10ヶ月~1歳前後と言われています。
早い子は10ヶ月以前から反応する場合もあるようですよ。
呼んだらこちらを向いたり、ニッコリ笑いかけてくれると可愛らしくてたまらないですよね。
また、しっかりと反応するのは上記の10ヶ月~1歳前後と言われていますが、それ以前の月齢でも、
自分の名前と認識していなくても名前を呼ぶリズムを一つの音として覚え、
反射的に振り向くこともあるようですよ。
Q3.赤ちゃんはいつから言葉がわかるの?
毎日一緒に過ごしていると、「早く会話がしたいな」なんて思いますよね。
最初はこちらが色々と話しかけて、その声の様子やその時の機嫌で、
笑顔を返してくれたり泣いてしまったり。
こちらの言葉(気持ち)は、どこまでわかっているのかなー?と気になることでしょう。
言葉の意味が分からなくても、赤ちゃんは生後間もないころから言葉を聞いています。
その中で、自分の名前などを自然に覚え、文章の組み立てを覚えていきます。
「◎〇◎ちゃん!」と呼ばれた名前。
「おはよう」「ねんねしようか」などの挨拶。
「バイバーイ」のような、手振りを交えた言葉。
このような、自分の名前や簡単な言葉は、生後半年くらいからどんどん理解できるようになっていきます。
日頃のお母さんのひとり言やちょっとした会話も聞いていますから、
どんどん話しかけてあげてくださいね。
Q4.赤ちゃんが初めて言葉を話すのは何ケ月頃?
10年位前の調査では、だいたい1割の赤ちゃんが生後9~10ヶ月頃から単語を
話せるようになっているという結果が出ていました。
そして約5割の赤ちゃんが、1歳を迎えて1歳1ヶ月頃に話しができるようになったという結果になっています。
この調査は約10年前と、約20年前にも行われています。
この間に、調査の結果は少々差があったようですが、だいたい1歳半くらいまでには話し出す・・・
という結果については共通しているよう。
また、個人差もかなりあります。
言葉をしっかりと聞いて理解していても、話し始めるのが遅い子もいます。
「うちの子、ちょっと話すのが遅いのでは・・・」と心配になる場合もあるかと思いますが、
生まれた時の体重などで発達に差が出ることはあります。
障害がなくても、発達がマイペースでノンビリな子もいますし、
生後半年くらいで喃語からしっかりした単語に切り替わる子もいます。
言葉を覚えるのがノンビリだった子も、2歳近くになってから猛スピードで
発達してたくさん話せるようになる場合も多く見られますので、あまり気に病まず、
気長に成長を見守ってあげましょう。
Q5.赤ちゃんがママのことをいつから認識する?
「うちの子はいつから私をママだとわかっているのかな」・・・
そんな風に気になっているお母さんもいるのではないでしょうか?
実は、赤ちゃんは私たちが思っているよりもずっと早く、母親を認識しています。
妊娠中に、お父さんやお母さんがお腹に話しかけたりしますよね?
赤ちゃんは、お腹の中にいる時からその声を聴いて育っていきます。
そして、生まれてからすぐ認識できるのが声だと言われています。
まだ目が見えていない状態の時から、もう声で自分のお母さんが分かるんですね。
また、顔を見て自分のママだということが分かるのはだいたい3~4ヶ月頃。
顔全体を認識するというよりも、目や口を見ることでわかるようです。
顔全体の特徴や目の色などの細かいところまでわかるのは、生後半年くらい。
それまでは、頻繁に髪型が変化したりすると、誰かわからなくなってしまうことも
あり、戸惑って泣いてしまうこともありますから、生後数ヶ月は注意してくださいね。
おもちゃの役割って何だろう?
月齢別にさまざまなおもちゃをご紹介してきましたが、
おもちゃの役割って一体なんなのかと、考えたことはありませんか?
様々なことを育ててくれる、幼少期にはとっても大切なツールです。
考える力をつけてくれる、そして知識を育むのはもちろんですが、
心を豊かにし「嬉しい」「面白い」「できるまでやる」などの感情を育ててくれるよ。
他にも掴む・押す・組み立てるなどの動作から様々なことができるようになり、発育を促してくれます。
身体を使うおもちゃを使用することで、運動神経も発達します。
また、一つのおもちゃを通して周囲とのコミュニメーションも取れるようになり、
「みんなと遊ぶ」「貸してあげる」などができ、大きく成長していきます。
つまりおもちゃは、成長を促してくれるために重要な役割があるのです。
まとめ
ひとつのおもちゃが、こんなにも子供の成長に影響しているなんて、
普段はなかなか気づかないものです。
これからはただむやみにおもちゃを渡すのではなく、成長のことを考えて
その月齢に合ったものをしっかりと選んであげたいなと思いました。
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ライター
イギリス在住の「愛梨」が執筆しました。