とはいえ、子どものためのアプリであれば、内容がなるべく良質なものを選びたいし、セキュリティ対策がしっかりしていればより安心して子どもに渡すことができますよね。
今回は、そういった数々のアプリの中から、子ども向けの定額サービスとして人気のアプリ「アマゾンキッズプラス」と「dキッズ」について検証していきます。
☑当サイト人気記事と併せてご参考ください。
- 子供向けの動画配信サービスを探している
- アマゾンキッズプラスの詳細を知りたい
- dキッズの詳細を知りたい
- アマゾンキッズプラスとdキッズを比較したい
- 大人でも楽しめるのはアマゾンキッズプラスそれともdキッズ?
アマゾンキッズプラスとdキッズ一覧比較表
ここでは、Amazonが運営する「アマゾンキッズプラス」とドコモが提供する「dキッズ」について、各項目ごとにまとめてみました。
アマゾンキッズプラス | dキッズ | |
月額料金 | 980円(税込) (プライム会員は480円) | 409円(税込) |
無料期間設定 | 1ヶ月 | 31日間 (条件により最大13ヶ月無料) |
対応デバイス | ・Android ・Fireタブレット ・Fireキッズモデル ・Kindle ・Kindleキッズモデル ・Chome OS ・FireTVシリーズ(一部除く) | ・Android ・iOS ・iPad OS |
アプリ数 | 約500 | 40以上 |
追加アプリ | 随時追加あり | 毎週更新あり |
対象年齢 | 3歳~12歳向け | 0歳~12歳 |
利用時間の制限 | 設定可能 | 設定可能 |
特定のコンテンツへのアクセス禁止 | 保護者の確認・設定が可能 | 保護者の確認・設定が可能 |
登録方法 | AmazonHPより登録 | ドコモHP、またはスマホの 「dキッズ」アイコンより登録 |
解約方法 | AmazonHPより解約 | ドコモHPより解約 |
月額料金
アマゾンキッズプラスの料金
気になる料金ですが、アマゾンキッズプラスは一般会員の場合、月々980円で利用することができます。
また、アマゾンプライム会員であれば480円となります。
3ヶ月プランや1年プランだとさらにお得になり、3ヶ月プランでは一般会員2,680円・プライム会員1,280円です。
1年プランだと一般会員9,800円・プライム会員4,800円でいつでも使うことができます。
dキッズの料金
一方dキッズは、月額コースと30日コースのいずれかを選べます。
月額コースの場合、申込日から31日間の無料期間がつき、解約の申し込みが無ければ自動的に月額409円が加算されます。
また30日コースでは、無料期間はなく、App storeでの購入日の次の日から30日間限定で使用ができます。
こちらの場合は610円(税込)となっています。
無料期間設定の有無
アマゾンキッズプラス・dキッズともに無料で利用できるお試し期間が設定されています。
アマゾンキッズプラスでは、登録後1ヶ月が無料期間となり、その期間が終わると自動的に有料の月額プランに更新されます。
ただし、FireキッズモデルというAmazonの子どもを対象にしたタブレットを購入することで、最初の1年間は利用料金がかからずに楽しむことができます。
dキッズも無料期間は31日間で、その間に解約の申し込みがない場合は自動的に有料で継続となります。
ただし「子育て応援プログラム」というサービスを利用すると、dキッズが最大13ヶ月無料となります。
「子育て応援プログラム」は、ドコモユーザーで、かつ12歳以下の子どもがいる場合に対象となります。
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対応デバイス
アマゾンキッズプラスは、今まで対応デバイスがFireタブレット、Fireキッズモデル、Kindleなどしかなく、少ないとういう難点がありましたが、Android端末やChome OS端末などでも利用できるようになりました。
ただし使う端末により、見られるコンテンツが制限される場合があります。
dキッズはdアカウントを持っていれば、ドコモユーザーはもちろん、他社のスマホやタブレットでも利用が可能です。
アプリ数
アマゾンキッズプラスのアプリの数
アマゾンキッズプラスのアプリ数は約500あり、数としては非常に充実しています。
その他にも子ども向けのビデオや映画、本など、コンテンツは数千点以上そろっています。
例えば本はディズニーをはじめとして、日本の物語や世界の名作、児童文学や学習用マンガなど、子どもが読むことで豊かな創造力を育めるようなラインナップとなっています。
図鑑などの大きくて厚い本も、アプリで手軽に楽しむことができます。
またAndroid端末のみ、Webのアプリやゲームも使えるため、世界がさらに広がります。
ビデオもNHKやしまじろうなど、子どもの教育について考えられた作品をチョイスしています。
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dキッズアプリ数
動画サービスや絵本の読み聞かせアプリ、学習漫画などもあり、ユーザーからの評価も高いようです。
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追加アプリの有無
アマゾンキッズプラスでは、「子ども用プロフィール」からコンテンツを管理することができ、見たいアプリを追加、または削除が簡単に行えます。
またAmazonならではの特徴として、保護者のタブレットにあるAmazonアプリやビデオ、書籍を子ども用のプロフィールに追加することができます。
そのため、保護者が子どもに見てほしいアプリなどを追加することができます。(注:一部のコンテンツに限られます)
dキッズでは、基本的に40種類以上のアプリは使い放題となっています。
また、随時アプリが更新されていくので、飽きることなく楽しめそうですね。
対象年齢
アマゾンキッズプラスでは、3歳から12歳の子どもを対象としており、コンテンツも年齢別に検索することができます。
ちょうど幼稚園から中学校入学前までの年齢の子どもたちをターゲットにしており、学習に関する興味や成長の発達が最もダイナミックな時期にたくさんの体験ができそうです。
dキッズでは、0歳から12歳の子ども対象となっています。
赤ちゃんでも楽しめるサービスがあれば、パパママも心強いですね。
就学前からタブレット学習に慣れておくと、小学校からのPC・タブレット学習などにもスムーズに移行できますね。
利用時間の制限
タブレットで学習やゲームなど、子どもにとって魅力的な要素が満載のサービスのため、アマゾンキッズプラスもdキッズでも、使い過ぎを防止するための対策が講じられています。
アマゾンキッ利用時間制限
アマゾンキッズプラスでは、子ども用のプロフィール内に「1日の目標とタイムリミットを設定」という画面があり、ここで利用時間を決めることができます。
また「ベッドタイム」機能もあり、設定された時間になると自動で画面が切り替わり、使用を強制的に終わりにすることができます。
また、子どもが見ているタブレットに一時的にロックをかけることなども可能です。(Kindleキッズモデルでは使用不可)
dキッズの制限時間設定
dキッズでは、アプリを利用する時に「お子さま専用モード」にあるタイマー機能を使う事が出来ます。
遊んでいるときも、「あと〇分」と画面に表示が出るのでわかりやすく、子どももdキッズを利用する時間の見通しが立てられます。
時間を気にしながら使う経験は、日々の生活習慣として身に付けておくと将来とても役立つでしょう。
特定のコンテンツへのアクセス禁止
アマゾンキッズプラスでは、ペアレントダッシュボードで保護者が子どものためにコンテンツを選択することができます。
dキッズでは、そもそもアプリ数が少なく、厳選されたものを紹介しているため、特定のコンテンツへのアクセス禁止機能はありません。
ただし保護者画面にある「レポート」から、子どもがどのアプリを使用していたのかが確認できるようになっています。
また、Androidのみ、課金・子どもにとって不適切と思われるアプリの利用・インターネットの利用などを防止する機能がついています。
登録方法
アマゾンキッズプラスの登録方法
とても簡単です。
Amazonの公式サイトより、手順にしたがって登録を行うだけで利用ができます。
登録後1ヶ月は無料ですが、その後は自動的に料金がかかるので、十分注意しましょう。
dキッズの登録も簡単だけどdアカウントへの登録が必要
dキッズは、普段使っているスマホやタブレットのホーム画面にある「dキッズ」のアイコンから申し込み・登録を行うこともできますし、公式HPからでも可能です。
dキッズを使用する場合は、dアカウントへの登録が必要なので、ドコモユーザー以外の方は注意しましょう。
解約方法
アマゾンキッズプラスの解約もAmazonのサイトより簡単に行うことができます。
公式サイトからアカウントサービスを開き、「メンバーシップおよび講読」から「定期購入をキャンセルする」をタップし、解約は終了。
解約の際の手数料などはかかりません。
dキッズは公式サイトにある「ご解約について」から手順を踏んで解約することができます。
ドコモユーザーであれば、「my docomo」やドコモショップ窓口等でも解約は可能です。
アマゾンキッズプラスがおすすめな人
たくさんのコンテンツを楽しみたい人
アマゾンキッズプラスは、非常に多くのコンテンツが存在します。
そのため、「たくさんある中から選びたい」「色々なコンテンツが見たい」という人には、とても魅力的なアプリだと思われます。
まずは学習アプリで勉強、それからゲーム…など、アマゾンキッズプラス1つで様々な目的に対応できます。
アマゾンプライム会員
アマゾンの一般会員の場合に比べ、プライム会員は利用料金が約半額となります。
プライム会員だと、保護者自身も利用できるシステムが増えるので、長くアマゾンキッズプラスを楽しむようであれば入っていた方がお得でしょう。
大きい画面(10インチ以上)で楽しめる人
アマゾンキッズプラスでは本を読むこともできるので、子どもが使う際には端末画面は大きい方がいいかもしれません。
長時間画面を注視することが多くなると考えると、ある程度大きい画面で、顔に近づけすぎずに操作できるといいですね。
dキッズがおすすめな人
赤ちゃんとのコミュニケーションツールとして使いたい人
dキッズの対象年齢は0歳からとなっており、赤ちゃんでも楽しめるアプリもあります。
そのためおでかけの際や、赤ちゃんがぐずりそうな時にも使え、保護者の負担を減らすことも期待できそうです。
また、一緒にアプリを楽しむことで、子どもとの自然なコミュニケーションツールとしても機能すると思われます。
知育を目的として利用したい人
dキッズは楽しむことを目的としたゲームではなく、教育に配慮したアプリを厳選して提供しています。
そのため保護者も安心して見守ることができますし、子どももスマホやタブレットを通して無理なく勉強を進めることができ、楽しい時間となるでしょう。
子どもが飽きずに楽しめるアプリを探している人
dキッズのアプリは随時更新され、ホーム画面にはおすすめのアプリの紹介などもあります。
またアプリの種類も年齢ごとに様々で、長く使い続けられるでしょう。
ドコモユーザーの人
もちろん他社のユーザでもdアカウントがあればdキッズに登録することはできますが、ドコモユーザーだと登録・解約などがより簡単です。
まとめ:大人も楽しめるアマゾンキッズプラスとdキッズ
今回はアマゾンキッズプラスとdキッズを比較してみました。
どちらも定額の子ども向けサービスとして、教育に配慮されたアプリやコンテンツが充実していますが、大人も一緒に長く楽しむことができると思います。
また使いすぎを防止する機能などもあるため、一人で使わせることに抵抗がある保護者も安心ですね。
どちらも無料期間が設定されているので、一度お試しで登録してみるのもよいかもしれませんね。
ライター
3人の子持ちママ「yuko」が執筆しました。
