- そろそろ母乳をやめたいのに…
- せっかく作ったのに食べてくれない
離乳食を進めていきたいのに、母乳から卒業できない赤ちゃん!
どうしたらよいものかと悩んでいるママさん、多いですよね
母乳は喜んでくれるのに、離乳食を食べさせようとすると顔を背けたり、泣き出したり…
ママさんとしては「どうして?」と悲しくなってしまいますよね。
そこで、離乳食を与えたくても進まない時の対処法や赤ちゃんが喜ぶような離乳食レシピをご紹介したいと思います。
- 母乳がやめられないときの対処法
- 離乳食が進まない原因
- 離乳食が進むレシピー集
母乳大好きで離乳食が進まないときの原因と対処法
いままで母乳の飲んでいた赤ちゃんは、やはり突然の離乳食は戸惑うかもしれません。
母親としては、少しずつでも離乳食に移行していきたいところ。
また、離乳食を食べるようになってからも、急に嫌がる場合もありますよね。
どうして食べてくれないのかが分からず、途方に暮れてしまう場合もあるでしょう。
こんな状態が毎日続いたら、お母さんたちも疲弊してしまいます。
それを回避すべく、離乳食がなかなか進まない時の原因、そしてその対処法をまとめてみました。
離乳食初期の原因と対処法
離乳食初期は、だいたい生後半年くらいの頃からになります。
今まで母乳を主食としていましたから、離乳食を食べないのは、
- 初めての食べ心地や味、香りにびっくりしてしまう
- 噛むという行為に慣れていないので、カトラリーが口に入るのを嫌がる
- 母乳をいっぱい飲んでいるのでもう食べたくないと口を開けない
などの原因があります。
やはり、母乳に慣れ親しんでいるため、急に離乳食を受け入れるのは難しいでしょう。
突然口に固形物が入ってくるのですから、びっくりするのも当たり前。
ですから始めたばかりの頃は、「食べなくても全然OK」というように肩の力を抜いて取り組むのが大切です。
離乳食を食べる気配がなく母乳を欲しがって泣いてしまう場合は、まず母乳を与えてみてください。
そして、赤ちゃんの機嫌のよいときなどを見計らって離乳食を与えるようにしてみましょう。
あまり気負いせず、「最初はこんなものかな」という感じで、休憩したり量を調節したりと、ゆっくりゆっくり進めていってみてください。
離乳食中期の原因と対処法
離乳食中期は、生後7~8ヶ月くらいです。
この頃の赤ちゃんが離乳食を食べなくなる原因としては、
- 裏ごしやすりつぶしてあったものが、みじん切りの大きさになり、食感が気になる
- 自分で動けるようにもなってきているので、食事中にも他のことに気持ちが向いてしまう
などが挙げられます
滑らかな裏ごしからみじん切りに切り替わった途端、口から出してしまう子もいるんですよね。
私の姪も、最初はみじん切りをとても嫌がり、泣いたり母乳を欲しがって大変でした。
でも何とか対処法を見つけて、慣れるまで工夫して離乳食を作り分けていました。
裏ごししたものをみじん切りと混ぜて与えてみたら、食べてくれたので、
1:1くらいの割合で混ぜて作り、少しずつ与えてみましょう。
最初は裏ごししたもの→裏ごしとみじん切りを混ぜたもの→みじん切りのみ…と様子を見ながら与えていき、慣れさせました。
いきなりみじん切りを口に入れるとその違和感で泣いたりしますが、このように段階を踏むことで少しずつ慣れていきます。
離乳食後期の原因と対処法
9ヶ月くらいになると、離乳食初期~中期よりは離乳食を受け付けるようになり、食べる量も増えます。
しかし、自我が芽生えるからか、離乳食を食べたり食べなかったり、たくさん食べたり全然食べなかったり
とかなりムラが出てきて、これはこれでお母さんがとても大変かと思います。
このようにムラが出る大きな原因としては、
- 「これが好き」「これがキライ」という自分の好みがハッキリしてくる
- 自分の機嫌が悪いときや違うことをしたいと思っている場合は、食事したくない
というようなことが挙げられます。
このような場合、無理に離乳食を食べさせようとするとさらに嫌がってしまうので逆効果です。
無理強いするのはやめましょう。
対処法としては、
- 無理やり食べさせようとしない
- 食べることに興味がわくような工夫をする
- 自分で手づかみで食べられるようなメニューにする
という方法があります。
自分が好きな時に食べるように、見守りながら食事を用意してあげたいですね。
食が進む!?離乳食レシピー
離乳食を食べなくなる理由やその対処法についてまとめてきましたが、
ママさんとしては「美味しく楽しく離乳食を食べてもらいたい。どんなメニューにしたらいいの?」という思いがあることでしょう。
そこで、初期・中期・後期の、食いつきの良いおすすめレシピをご紹介します。
初期のおすすめレシピー
初期の離乳食は、赤ちゃんが初めての食事にびっくりして嫌がらないように気を付けてあげなければいけません。
やはり滑らかな口触りで、違和感なく食べられるような準備をしてあげることが大切です。
そして、栄養もしっかり摂れるのが理想的。
そこで、豆腐と野菜をスープ状に裏ごしした物がおすすめ。
作り方は簡単で、豆腐約10gと野菜約10gをカップ2分の1杯分ほどの出汁で煮込み、裏ごしするだけ。
豆腐は絹ごしだとより口当たりが柔らかく、食べやすいです。
野菜はブロッコリーやニンジン、ジャガイモやカブなどがおすすめ。
中期のおすすめレシピー
中期になると、固形物も少しずつ食べることができるようになります。
一番のおすすめは「おかゆ」。
普通にごはんをおかゆ状にしたものでもいいですが
- 野菜だしで煮る
- 野菜スープで煮る
- 柔らかい白身魚と一緒に煮込む
などのアレンジで飽きない工夫を。
麺も徐々に食べるようになるので、短く切ったそうめんやうどん、ペースト状の野菜・果物も中期のおすすめです。
後期のおすすめレシピー
この頃になると母乳も以前よりは減り、1日の食事が3回しっかり摂れるようになってきます。
今までは赤ちゃんのペースで母乳や離乳食を与えていたと思いますが、
だんだんと生活のリズムも整ってきて、大人と同じ時間に食事することができます。
一緒に食卓を囲むと、赤ちゃんの食欲も増しそうですよね。
今までよりも食品を増やし、1回の食事で主食と主菜・副菜が取れるように気をつけましょう。
家族が食べるおかずで味が薄めのものを食べさせてみたり、魚も白身以外のもの、今まで食べたことのない野菜や果物なども取り入れてください。
離乳食後期は、自分で手づかみで食べることも覚えていきます。
好奇心旺盛になるので、テーブル周りや洋服をよごしても、叱らずに手伝ってあげながら一緒に楽しんでください。
出汁で魚と野菜を煮たもの。
スティック状で掴めるもの
野菜スティック、パン、ホットケーキ(細かく切る)など
お味噌汁
海藻や野菜を入れて。ご飯を少々入れてもOK
柔らかいご飯
リゾットやチャーハン、野菜と混ぜたおかゆ。
手作り離乳食を食べてくれない!ベビーフードでカバー
手作りの離乳食を用意しても、気が進まないのか食べてくれないことがありますよね。
せっかく準備したのに、と残念に思うこともあるかと思いますが、そんな場合はとても心強い救世主が!
それは「ベビーフード」です。
様々な会社から、色々な種類のベビーフードが発売されています。
おかゆ、野菜のペースト・フレーク、スープ、だし…などなどバリエーションも豊かです。
自分で調理をしなくてもいいので、ラクなのも嬉しいですよね。
単体で食べさせても良いですし、手作りした離乳食に混ぜて与えてもOK。
いつもと味や食感が変わることで、興味を持って食いついてくる可能性もありますので、
時にはベビーフードに頼るのも良いと思います。
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まとめ
少しずつ食べられるものが増え、一生懸命口に運ぶ姿はとても愛らしく、その成長に感動すら覚えますよね。
でも、離乳食のレシピについては、とっても悩んでしまうママさんも多いです。
ここでご紹介したレシピーは簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
母乳から離乳食に切り替える際は、最初は赤ちゃんも大きな戸惑いを感じます。
でも、母乳以外にもお気に入りの味を見つけると、自分から食べに来るくらい夢中になります。
世の中には美味しいものがいっぱいあって、それを美味しく食べて欲しい、そう思うと、離乳食作りもははかどります。
月齢によってその内容は変わってくるので、パパさん・ママさんも楽しみながら取り組んでいきましょう。
あっという間にこの時期も過ぎてしまうので、楽しまないのはもったいないですよ^^